こんにちは。マイナビnote編集部です。

マイナビは就職・転職・アルバイトなどの人材領域をメインに、企業の採用サポートを行っています。その中で、企業の成長は社員を採用するだけではなく、社員一人ひとりに「心身の健康」と働きがいを持ってもらうことが重要であることに気づきました。
こういった背景から、「心身の健康」とともにやりがいを持って働くことができる環境をサポートすべく、社宅やサテライトオフィスなどの「住まい」や「働く環境」に関する事業『マイナビBiz』を2019年にスタートしました。

今回は、『マイナビBiz』のサービス概要と、これからの展望についてお話しします。

『マイナビBiz』って？

まずはじめに、『マイナビBiz』のサービスについてお話しします。
『マイナビBiz』は、テレワークや単身赴任者用など、用途に合わせた社宅や設備を提供し、入居者へのきめ細やかなアフターフォローまで行うことをサービスの特徴としています。
https://biz.mynavi.jp/

その一環として、たとえばコロナ禍では、海外からの一時帰国の際に空港からの移動やハイヤー手配、入国後の滞在先など、海外からの入国サポートも始めました。
その他にも、今年4月にはホテル内の一角にある上質なパーソナルスペースとセキュリティを備えた会員制サテライトオフィス『マイナビ Biz サテライトオフィス　PERSONAL SUITE」もオープンしました。
https://biz.mynavi.jp/lp/satelliteoffice

昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、テレワークや、レンタルスペースの活用など働き方の多様化が加速し、柔軟なワークプレイスの選択肢が求められる社会となっています。
このように、『マイナビBiz』は、社宅や中長期の出張時の住環境の提供だけでなく、従業員の働きやすい環境づくりを支援することで、社員のエンゲージメントの向上と持続的な企業成長を促す企業のサポートを行っています。

『マイナビBiz』のこだわり。環境に配慮した取り組み、オリジナルのマットレス

『マイナビBiz』では、利用者がより快適に過ごせるよう、家具・家電などの設備・備品も、最適なセレクトを行っております。
その中の1つであるベッドマットレスは、協力会社と共同で再生可能な素材のみを使用したマットレスの開発・導入を順次行っています。
従来のマットレスは、「スプリングタイプ」が多く、コイルや綿、ポリエステル、綿など様々な素材を組み合わせてつくられています。その分、耐久性も高いのですが、いろいろな素材が組み合わさっていると、リサイクルが難しく廃棄・埋め立て処理されるものがほとんどです。

▼上：従来のマットレス、下：リサイクル素材のマットレス

使用後にリサイクルが可能な素材のみでベッドマットレスをつくる挑戦を始めました。石油化学製品（ポリエステル）を活用したマットレスは、環境に配慮した再生燃料のRPF※（Refuse derived paper and plastics densified Fuel）に生まれ変わります。
RPFは多くの企業で利用されている固形燃料で、CO2削減など地球温暖化防止につながります。
また、『マイナビBiz』のベッドマットレスはリサイクル可能な素材だけでなく、寝心地にもこだわり、現在も試作品の改良を重ね、より質の良いものを目指しています。

※RPF（Refuse derived paper and plastics densified Fuel）：マテリアルリサイクルが困難なラミネート紙や廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料

※廃棄されたベッドマットレスはこちらで再生燃料に生まれかわります

今後の展望・想い

新型コロナウイルス収束後も、生産年齢人口の減少に伴う人材獲得競争、働き方改革など、企業は従業員の働きがいを高め、メンタルケアや健康など暮らしもサポートすることが求められる時代となりました。
『マイナビBiz』は、社宅や中長期滞在先などの「住まい」を提供するだけでなく、従業員の「働く環境」の改革を支援することで、その企業の生産性・利益を上げ、社員へ還元するという循環を生み出すサービスを提供していきたいと思います。