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「#あの選択をしたから」たくさんの投稿をありがとうございました!~受賞作品決定の背景と審査会の様子をご紹介します~

このたびは、note×マイナビ主催のコンテスト「#あの選択をしたから」にたくさんの作品を投稿いただきありがとうございました。

投稿作品には、日常のちょっとした「選択」から、人生を変える大きな「選択」まで、みなさんの可能性が広がった瞬間が綴られており、マイナビのnote編集部一同、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして本日、受賞作品が発表となりました。応募総数7000件以上の中から大賞に輝いたのはミーミーさんの『マフラーから顔を出した日』です。

マイナビの編集部メンバーも先日実施された審査会に出席し、特別審査員を務めていただいた斉藤ナミさん、篠𠩤健太さんと一緒に、受賞作品を選びました。

こちらの記事ではその審査会の様子をご紹介するとともに、受賞作品を選んだ背景もすこしお伝えできればと思います。


「#あの選択をしたから」に込めた想い

マイナビは、「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」というパーパスの実現を目指して企業活動を行っています。

「可能性」とはみなさん一人ひとりがもっているものですが、動き出して初めて可視化されるもの。そんな「可能性」について、noteのクリエイターのみなさんと一緒に考えることができたら――。

勇気を出して一歩を踏み出したみなさんのエピソードを、みんなで共有したい、分かち合いたい。そんな想いを、「#あの選択をしたから」というテーマに込めました。

審査会当日の様子

マイナビとして初めてのnoteコンテストの実施。もちろん審査会の参加も初めての経験です。審査員の斉藤さん・篠原さんも初めてとのことで、自己紹介と意気込みを語る場面では、全員が少し緊張気味で始まりました。

審査会がスタートすると、それぞれが作品を読んで感じたこと、感想を率直に述べ合って議論する素敵な時間となりました。「そんな見方もあったのか!」「たしかにこの表現良いよね!」と、それぞれが一人で読んでいた時には気づかなかったこともあり、審査員一人ひとりがだんだんと盛り上がっていく様子がうかがえました。

審査会の様子。様々な意見が交わされました

斉藤さんは、お子さんをもつ親ならではの目線で、「この人の親はどう感じたかな?」「私も同じ母親として共感できる」など作品の登場人物に寄り添った感想をおっしゃっていました。

篠原さんは、「読んだ人が前向きになれそう」「この登場人物の将来が気になる」など、投稿された方の「選択のその先」も含めて、作品を俯瞰した目線で読まれているのが印象的でした。

マイナビのメンバーは、テーマに込めた思いを何度も何度も思い出しながら、審査させていただきました。必ずしも大きな選択でなくてもいいし、勇気を出した選択でなくてもいい。多様な選択を応援したいという気持ちを大切にしたい――。そんな想いのもと作品を選ばせていただきました。

大賞作品「マフラーから顔を出した日」

大賞に輝いたのはミーミーさんの『マフラーから顔を出した日』

迷い、葛藤しながらも勇気を出して「声をかける」という選択をした結果、将来につながる出来事が起きたという素敵なエピソードは、まさにマイナビが「#あの選択をしたから」というテーマに込めた想いそのものでした。

また「声をかける」というちょっとした選択が、その後の人生につながるきっかけになったという点も印象的でした。作品を読んだ人も、少し勇気を出せるような、背中を押されるような、そんなきっかけになれる作品だったと思います。

マイナビ賞「国家公務員を退職し、兼業写真家になって丸一年が経ちました。」

マイナビ賞一つ目は、ご自身の可能性を信じて、転職という一歩を踏み出したという高埜志保さんの作品。

審査会でも「とてもリアル」「転職を考えている人にとっても参考になる」という感想が挙がっており、働き方や価値観が多様化している現代においてヒントになる言葉がたくさんあります。自分の選択について、「最善の選択だった」、「それでも、一片の後悔もありませんと言い切ることはできない」と語る高埜さん。最後に語られる「進む道を自分の手で選択し、理想と現実の折り合いをつけて生きていくしかない」という言葉がとても印象的でした。

マイナビ賞「360.あのとき、選手を辞めるという決断をしたから」

マイナビ賞二つ目は、野球の学生コーチになったという野田村悠加さんの作品。

「一文目のこのセリフを聞いたとき、どんな表情だったのかな」。思わずそんな会話になるほど、審査員全員の頭に映像が浮かんだ作品でした。今でも、自分が同じ状況に立った時に、野田村さんのように冷静に自分を俯瞰して見られるだろうかと考えてしまいます。

当初、自分が望んでいた選択肢ではなかったけど、よく考えてみると道に外れてしまったわけでも遠回りでもないと気づけた。選んだ道を正解にするのは、そのあとの自分の捉え方と行動なんだ、と示してくれる作品です。

今後について

コンテスト開始時にもご案内していた通り、大賞とマイナビ賞の受賞者には副賞をご用意しています。

大賞には声優・森久保祥太郎さんによる投稿作品の朗読を、マイナビ賞の2作品には漫画家・しろやぎ秋吾さんによる漫画化を予定しています。

朗読や漫画については、追ってお知らせしますので楽しみにしていてください。森久保さん、しろやぎさんのお力も借りて、素敵な作品がより多くの方に届くことを願っております。

コンテストを終えて

今回のコンテストでは、編集部メンバーの予想をはるかに上回り、7000件を超える投稿が集まりました。編集部一同、本当に嬉しく思っています。

「可能性も広げること」も「どんな選択をするか」も、人それぞれで正解はありません。コンテストを通して皆様の様々な「選択」に触れ、自分を信じ一歩踏み出すことの大切さを再認識できました。

マイナビはこれからも、当社のパーパス「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」にもとづき、みなさんが選んだ選択や可能性に寄り添い、これからの生き方をサポートし続けてまいります。

あらためて、ご応募いただいたみなさん、誠にありがとうございました。

審査会に参加したメンバーで撮影した1枚

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