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マイナビが社会のインフラ的存在になるために、いつでも全力。『Benesse Reskilling Award 2023』にてクリエイティブカルチャー賞を受賞した、デジタルテクノロジー戦略本部 IT企画推進部の想いとは?

2023年12月に都内で開催された『Benesse Reskilling Award 2023‐SANDBOX‐』にて、マイナビのデジタルテクノロジー戦略本部 IT企画推進部が、クリエイティブカルチャー賞を受賞しました。

『Benesse Reskilling Award 2023‐SANDBOX‐』とは?
学び(リスキリング)を通じてビジネスインパクト(本アワードでは、”学びによる行動の変化が生じ、何かしらの変化・良い影響が出ている状態”と定義)を与えている事例を波及させることに焦点を置き、リスキリング施策の完成度や成果だけでなく、取り組みのプロセスにも光を当て審査を行ったものです。

マイナビのデジタルテクノロジー戦略本部は2022年10月に新設されたばかりですが、約500名の大きな組織で職種や業務内容も多岐にわたります。そんな中、それぞれの社員の技術力を伸ばすために学びの機会をどう与えるか。得意なこと、目指すキャリアを後押しするために、IT企画推進部として何ができるのか?

今回の「マイナビのこばなし」では、デジタルテクノロジー戦略本部(以下:デジ戦)IT企画推進部 部長の有田さん、リスキリング施策のリーダーである阿部さんに、アワード受賞までの経緯やIT企画推進部の取り組み、人材育成にかける想いなどについて伺いました!

会場の様子

▼それぞれが違う船で、同じゴールを目指す。デジ戦ってどんな組織?IT企画推進部の役割は?

トロフィーを受け取る様子

ーーまず、デジ戦が発足した経緯を教えてください。

有田:マイナビは、もとは事業部ごとにエンジニアやシステム担当者がいたのですが、それだとテクノロジー主体の新しいサービスが生まれにくい。技術先行のサービスが提供できていない、という課題感がありました。それを解決するために、まずはエンジニアやシステム担当者を一箇所に集めてノウハウを共有したり、みんなで一緒に仕事をしながら成長していくような組織にしたいということで、デジタルテクノロジー戦略本部ができました。

ーーこれまであまり関わりのなかった人たちが、一つの部署に集められたということですよね。部署内の雰囲気はどんな感じなのでしょうか?

有田:とても落ち着いた雰囲気の人が多いですね。中途入社の人たちからは、デジ戦はとにかく人や雰囲気が良いので、入社して良かったと言ってもらうことも多いです。業務の教え方も丁寧ですし、デジ戦内の他のチームにサポートをお願いした時は、快く受け入れてくれる、そんな文化があります。

ーー馴染みやすい雰囲気なのですね!IT企画推進部は、デジ戦の中ではどんな役割なのでしょうか?

有田:そうですね。馴染みやすい雰囲気を作るために、我々の部署があるのかな。とも思っています。
私たちの役割は大きく分けると3つあり、1つは人材育成です。今回のアワードの受賞にも関わるところですね。2つ目は既存の組織を活性化させるための施策、3つ目にIT投資評価など会社全体に関わる業務も担っています。

ーーデジ戦をまとめているのがIT企画推進部、ということになるのでしょうか?

有田:同じデジ戦でもチームによって業務内容が全く違うので、まとめるというよりも、皆さんの良いところを伸ばしていくためにIT企画推進部がある、という方が近いかもしれません。
チームごとに業務内容が違うと、大事にしたいことやチームのあり方もそれぞれかなり違うんですよね。専門的な知識がないと全然理解できないような作業をしているチームもあったりするので、全員に同じ内容の教育を受けてもらうというのは、あまり現実的ではありません。それぞれが違う船に乗って、同じゴールを目指すという感じですかね。


▼キャリアの選択肢が広がる!リスキリングとその目的とは?


ーー今回受賞した『Reskilling Award』の”Reskilling(リスキリング)”について教えてください。

有田:リスキリングは、「キャリアアップを目的として必要なスキルや新たな知識を身につけること」を言います。一般的にリスキリングの目的は主に2つあると思っていて、ITやWEBの知識を身につけて普段のお仕事を効率化したり改善できるようにするためというのが1つ。もう1つはまだあまり実現していないのですが、職種ごと変えてしまうことですね。本人の希望があれば、知識のないところからプログラミングの勉強を沢山して、職種も変えちゃう!みたいな感じです。
デジ戦はIT・WEBやプロモーションに関わる専門職が集まる部署となりますので、基本的には働きながら学んで専門性を高めたり、広めたりして欲しい、と考えています。

▼応募はダメ元だったけど……『クリエイティブカルチャー賞』の受賞について


ーー今回このアワードに応募しようと思ったキッカケと、受賞された時の気持ちを教えてください。

阿部:正直なことを言うと、勢いで応募した部分が大きいです(笑)。
アワード自体も今回が初開催だったので、自分たちが応募しても通らないだろうなと思っていたのですが、主催のベネッセさんに背中を押してもらいました。育成は数値として結果が出るまでに時間がかかるので、こうした社外のアワードの受賞は、デジ戦が育成に力を入れてますっていうことを打ち出すきっかけになると思いました。

受賞の連絡を頂いたときは、本当にテンションあがりました(笑)。 メールで受賞を知ったのですが、まさか取れると思っていなかったので「あれ、間違えたのかな?」って……でも、間違いではなかったです!

受賞コメントをする阿部さん


ーー今回受賞したのは『クリエイティブカルチャー賞』(独創的なカルチャーを醸成し、リスキリングを推進した企業に贈られる賞)ですが、実際にどんな施策を行ったのですか?

阿部:Udemy(オンライン学習サイト)を導入してまだ1年以内のため、まずはツールの浸透を目的に、利用している層・していない層を分析しました。
そこには若手・ベテランという区切りと、部署ごとの特性という2つの軸があって、それをもとに学習率の高い層・低い層をまず確認しました。その後は学習率が低い層の上長の方に、どうすればより学習しやすいかというヒアリングを行ったり、学習の進捗度合いを可視化できるツールを作って、それをチームの面談などで活用できるように毎月配信するということを行いました。

分析をしてびっくりしたのは、長期休みや休日に学習動画を見ている人が割といることです。もちろん休みを返上してまで見てほしいわけでは全くなかったのですが、皆さん本当に学びたくてやっているんですよね。今までは面倒で勉強をしてこなかったわけではなくて、勉強会に参加するにしても、申し込みや日程の調整など参加までのハードルが少し高かったんだと思います。だから参加するハードルを極限まで下げた時に、学びたいと思っていた人が学び始めているなっていうのが実感としてありましたね。

導入する前は自分で講座を買っていましたという人も結構いたので、導入したときはとても感謝されました(笑)。特に内製開発を行う人たちは新しい技術をどんどん身につけなければいけないということもあるので、タイムリーに新しい技術を得られる良いツールだと思います。


ーー今後取り入れたい施策などはありますか?

阿部:年代別や職種別など、個人に合わせたラーニングパスを作成中です。みんなそれぞれ学習したい分野が違うので、気になることや深掘りしたいこと、やりたいことをすぐに調べられる環境を提供していきたいと思っています。

▼マイナビが社会のインフラ的存在になるために、私たちがやるべきこと

IT企画推進部のみなさん


ーーデジ戦の皆さんが目指す未来とは、どんなものですか?

有田:私たちは、マイナビが社会のインフラとなれるような存在になることを目指して、いつでも目の前の仕事に対して全力で取り組んでいます。
既存事業を大切にしながら新しいことに挑戦するために、今はとにかく仲間を増やしたいと考えております。その一方で現在は専門的な人材・職種の市場価値が高騰しており、採用するのがとても厳しい環境です。

そのような状況で、デジ戦にしかない魅力は何かと考えたときに、人を大切にする、事業と一緒に育てるという文化であり、これは今後も大事にしたいと思っています。
デジ戦は経験者ばかりではなく新卒社員の比重も大きいので、みんなで力を合わせながら上を目指しています。IT企画推進部はそんな人たちの成長を何よりも大事にしたいし、成長をサポートしたり、時には見守りながら、目標が実現できるといいなと思っています。

デジ戦は仕事も好きだし、会社も好きな人が多い。自分たちの技術や知識をフルに使って、会社に還元していこうという気持ちを日々色んなところで感じてます。まだITやWEBのイメージがあまり強くないマイナビだからこそ、一緒に組織をつくりあげていくことにやりがいを感じている人が多いのかなって思います。規模が大きくなっても、人を大切にして挑戦するという姿勢は大事にし続けたいな、と思います。



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