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人生で初めて熱中したダンスとマイナビ営業の共通点、形がないものを表現する難しさとは?

育児・スポーツ・音楽・ダンス・推し活など……。
働き方の多様化が進むいま、仕事と別の活動を両立して、自分のライフスタイルを確立している人も多いと思います。

連載企画『わたしの「#もうひとつのかお」』では、仕事以外の「かお」を持つマイナビ社員に、その活動にかける想いや、両立法について聞いていきます。

読者の皆さんにとって、ご自身のワークスタイルを考える“ヒント”になれば嬉しいです。

第9回は、『マイナビ農業』の営業として活躍しながら、ダンサーとしても活躍する、髙島左京さんにインタビューしました。

「人とのコミュニケーションを大事にしていきたい」と、ダンスで学んだことを仕事で活かしている髙島さん。髙島さんが目指すこと、その原動力になっていることとは?


【プロフィール】
髙島 左京(たかしま・さきょう)
<経歴>
2021年株式会社マイナビに新卒で入社し地域活性CSV事業部に配属。農業総合情報サイト『マイナビ農業』の営業に従事。現在は全国エリアで約100社の民間企業の、企業ブランディングやマーケティング・人材育成をサポートしている。
<ダンサーとしての経歴>
2019年に東北学生ダンス連盟 PENETRATE・宮城県学生ダンス連盟FASCINATEの代表に。さらに2021年にはマイナビDANCEALIVEに宮城代表で出場。現在は、初心者向けのレッスンや団体振付のインストラクターで活動。


人生で一番打ち込めたこと、人生初めての夢


幼いころはサッカーをやってましたが、高校時代にダンスの動画を見たことがきっかけでダンス興味を持つようになりました。未経験だったので、基本的なステップなどの地味な練習も多かったのです(笑) ただ、人生の中で初めて打ち込めたことでした。1つの技ができるようになった時は、とても嬉しかったですね!

大学1年生の時に、先輩がマイナビが協賛しているダンスバトルイベント「マイナビDANCEALIVE」に出場し、両国国技館で行われる世界最大規模のダンスバトルイベントのステージで、たくさんの観客の前で自分を表現し、各県の代表のダンサーと戦っている姿がとてもキラキラしていました。その姿を見て、人生で初めての夢ができたんです。「いつかはこの舞台に立ちたい!」と思い、出場を目指して毎晩のように朝まで練習をしていました。

「マイナビDANCEALIVE」のステージに立つ髙島さん

意気込んで挑戦するも、毎年予選敗退……。
学生最後の出場チャンスを逃すことは絶対にできないと、就職活動をしながら必死な毎日でした。コロナの影響で予選の形式が変わったため、最後の出場チャンスを逃すことに大きな不安があったんですが、無事出場できることが決まった瞬間は、人生で一番大きな達成感を感じることができましたね。

「ダンスをしていて良かった」と思えた社会人生活


大学1年生のときに「マイナビDANCEALIVE」を通じてマイナビという会社を知ったのですが、僕自身も「人と人との出会いのきっかけをつくること」を大事にダンスのイベントを運営していたので、同じ理念を持つマイナビに縁を感じて、マイナビに就職したいと思いました。


入社後に配属されたのは農業総合情報サイト『マイナビ農業』の営業部署で、想像していた人材系サービスとは違う仕事内容に戸惑いながら、周りについていくことが必死な毎日でした。


取引先にあたる農家さんは年配の方も多いですが、ダンスをやっているとイベントにプロダンサーさんを呼んだり、イベントを黒字にできるよう協賛の会社と協力したりと、目上の人と関わることが多かったので、年齢の離れた方になにかを提案することには抵抗はなかったです。
時には農家のクライアントさんの前でダンスを披露する、なんてこともありました(笑)


練習中のお写真

しかし、仕事で成果をあげるには時間がかかりましたね。特に大変だった仕事は、農業を運営する企業のHPのリニューアルに携わった案件です。
HPのリニューアルの打ち合わせは、それぞれのイメージや感性があり、言語化も難しく、何度も会議を重ねてすり合わせが必要でした。

ダンスも仕事も形のない物を相手に伝えるということが共通して難しく、いかに相手が想像できるように、腑に落ちてもらうようなコミュニケーションをしていくことが求められるなと実感しました。

また、形や決まりがないものを人に伝える・つくっていくことが自分の楽しさであり、やりがいだなとも感じましたね!

人と人との間に立つ時のコミュニケーションの意識


社会人2年目になり、仕事に少し余裕ができてきた頃、ダンスを自分だけで楽しむのではなく「ダンスの良さを多くの人に伝えていきたい」という想いが芽生えました。
年齢問わず参加できる初心者向けのレッスンを開催し、SNSで参加者を募りました。

レッスンの風景

小学生から成人の方まで幅広く参加いただいたので、言葉選びや練習のペースなど、教えることの難しさを感じましたが非常に良い経験でした。


ダンスも仕事でも同じなのですが、誰かに何かを伝える時にはその人のタイプを見極めて伝えるように心がけています。
例えばダンスなら、「単純に楽しみたい人」もいれば「ダンスバトルで優勝を目指す人」など様々なモチベーションの人がいるので、教える時もその人に合わせて教えるように心がけています。


僕はコミュニケーションが決して得意ではないので、相手の立場に立って話すように意識していますね。
仕事でも意識をするようになって、お客さんからも「○○がしたいんだけど、相談できる?」と気軽に連絡をいただける仲になれた時はとても嬉しかったです。

目指しているのは「人と人をつなぐための潤滑剤」


学生時代、ダンス連盟に所属していたこともあり、組織としての動きや考え方が身についていたので、チームビルディングや組織運営の理解は早い方だった気がします。
「どうやったら組織がいい方向に動くか」「何が自分にできることか」を意識して仕事をしています。


今後もダンスで培ったコミュニケーション能力を活かして、私が間に入ることで組織関係やお客さんのつながりを深め、潤滑剤になれるような存在になれたらと思っています。
社会人4年目となり、若手社員ではなく中堅社員になっていくので、より大きな枠組みでダンスでも仕事でも、誰かのためになりたいと思っています。


「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」
マイナビのパーパスであるこの言葉のように、今後も出会う方全ての人の可能性と向き合い、未来を切り開いていくお手伝いをしたいと思います。